見方を変えると・・・？

見方を変えると、

仏教とは、

「釈迦の教え」であり、
「人生の苦しみ・迷いから覚める（解脱）のための因縁を説いて、人間の生きるべき道を明らかにしたもの」
である。

釈迦の教えは、
「縁起」「四諦」「八正道」から成り立つといえよう。
そのうち、「縁起」は、悟りの体験で解るものであるようだ。
人間の生きるべき道が「四諦」であり、また「八正道」といった考え方であるようだ。

ヴィッパサナー瞑想とは、

①世の中の4つの真理、「四聖諦」（または、苦・集・滅・道）の「苦」の現実を観る手法である。
②いわゆる「八正道」の「正念」で、「四念住」（四念処（所））でもある。
つまり、「四念処」とは、四つの仏教教理、すなわち、「身は不浄」、「受は苦」、「心は無常」、「法は無我」だと観じることであります。
これが八正道の「正念」であります。

従って、ヴィッパサナー瞑想（八正道の中の「正念」で四念処）を実践することは、四聖諦（世の中の真理）へを理解を深め、八正道（八つの正しい道）を実践しやすくすることになるようである。

また、慈悲の瞑想は、慈・悲・喜・捨の４つの心を育成するシステムでもあるようだ。