仏教、浄土真宗を学ぶ jho123's blog

なんてことない!見方を変えれば、楽(幸せ)になれる。そういう視点から、ブッダの説く仏教や親鸞の説く浄土真宗を考えで見たいと!

ブッダの仏教 基礎の基礎?

仏教は、ブッダが説いた教えを実践し、自らも悟りを得て仏となることを目的とした教えです。

仏教が分裂を始める以前、ブッダの死後100年の間に作られた原始仏典が、仏教の源流であろう。


<成道・悟りの過程>

前夜・中夜・後夜の3つの段階
前夜は、人の生と死の繰り返しを観ることができた(天眼通)。
中夜には、自分や衆生の過去性の生涯を知る智慧(宿命智)を体得。
そして後夜、生・老・病・死苦悩は無明という原因から起こって入れうという縁起の理法を得ました。
太陽が昇るころには、苦の原因である無明という迷いを滅する四諦・八正道を覚りました。
こうして、一切が苦であるという一切智を体現します。

<初転法輪>

中道と八正道の教えを説く。

<体系化されたブッダの教え>ブッダはあらゆる精神的・肉体的要素「五蘊」は苦であるという「一切皆苦」を説きました。さらにその解決法を四段階に分けた教え「四諦」を。この苦しみの解決法が道諦に当たる八正道を正しく説きました。苦しみを解決数する八正道を実践するには、物事の真の在り方である三法印(諸行無常・諸法無我・涅槃寂静)が必要です。先の二つ「諸行無常」・「諸法無我」の真理を知ってこの世を見渡せば、苦しむ理由が何もなくなり、煩悩の消え去った境地「涅槃寂静」が訪れます。

<中道>

中道とは、「適正で中正な行為・歩み・道」という意味です。両極端な快楽主義のどちらにも傾かないバランスのとれた生き方や考え方です。中道とは八正道であります。これが私が悟った「中道」です。

<身体構成する五蘊>

ブッダは人間の体を肉体と精神とに分けて考えました。「色」「受」「想」「行」「識」の5つです。五蘊は無我を知る。「わたしのもの」「わたしである」と独立して成り立つものはひとつとして存在しません。(五蘊無我)

ブッダの言葉に最も近いはじめて造られたパーリ語の「ニカーヤ」
スリランカでは、ブッダの教えが色濃く残っています。

         ~「図解 ブッダの教え」(西東社刊行)~