つづき 手塚治虫「ブッダ」第1章 バラモン
登場するキャラクターに注目!
手塚治虫「ブッダ」第2章 浮浪児タッタ
・タッタ(浮浪児)⇒生まれ変わりと死
手塚治虫「ブッダ」第3章 ブダイ将軍
・人間界と自然界
・チャプラ⇒生きることって?
・タッタ(浮浪児)⇒すべての動植物が仲間
次回は 手塚治虫「ブッダ」第4章 告知です。
<参考>
手塚治虫「ブッダ」の特徴
①手塚なりの釈迦(非暴力・平等・ヒューマンな人物)の伝記である。
②各章ごとに、登場人物(架空のキャラクター)を配し、納得しやすいブッダの教えが込められている。
③説得力のある巧みなストーリーと構成力、ファンタジー
仏教へ傾倒する手塚いわく「そもそも人間愛を仏教ほど直截的に語りつくしているものはない。そこにごまかしがありません。しかも自然と人間、宇宙と人間、自分と他人、こうした天地のもすべてが一体だと、全部を包み込んで、そしてつなげてしまうようなところがある。人間の哲学が小さく小さくなっていく中で、これは広大で、現代が必要としている思想ではないか。これを持たないでは21世紀も22世紀もない。地球も人類も存在しないという気さへします。」