WEB「仏教の教え」から・・・。
「ブッダは何を説いたのか?」
という疑問がスタートです。
ブッダが、説いた口上です。(ブッダの言葉で調べたいと思いました。)
「仏陀真理の言葉」にぶつかりました。
ダンマパダ(Dhammapada)は、仏陀(ブッダ)の語ったといわれる詩の名詩選で、パーリ語で書かれた原始仏典の一つで、真理の言葉といわれています。
ダンマは、真理とか法と言うような意味で、パダは言葉と言うような意味です。
26の章に分類され、全部で423の短い詩でできています。
「法句経」(ほっくきょう)として日本に伝わっています。
上座仏教では、このダンマパダが最高の仏教聖典です。
他の多くの経典が哲学や教義などのいわば難しいお経になっているなかで、まるで、一対一で友人にでも話しかけているような、とても平易な口語で書かれているからです。
多くの経典の中で、仏陀(ブッダ)の肉声に一番近いと言われています。
423のスートラ(項文)に、しかしながら、仏陀の言わんとしていることが凝縮されています。平易な言い回しですが、良く読めば内容は深淵です。
役に立つ話がいっぱいです!
自分自身が日常で、あるいは、人生で、困難に出会ったり、苦境に陥ったりした場合の具体的な抜け方や、克服のための考え方まで、簡明に、分りやすく書かれています。
どうしたら、幸せなそして、充実した、愛に溢れた人生の日々を送ることができるかということを、分りやすく、教えてくれていると思います。
幸福な日々を送るための具体的な心の持ち方、生活の仕方、考え方、について、懇切丁寧に、絶妙の比喩を交えながら、解説してあります。
参考までに一例を抜粋します。
1、ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。
もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。
──車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように。
□ちょっとわかりやすく
すべてのことは、心から始まり、結果が作り出される。
だから、正しい心を持って行動しなければ、良い結果はうまれない。
(第一章ひと組みずつ)