仏教、浄土真宗を学ぶ jho123's blog

なんてことない!見方を変えれば、楽(幸せ)になれる。そういう視点から、ブッダの説く仏教や親鸞の説く浄土真宗を考えで見たいと!

ima、読書中です。  「ブッダの人と思想」

第4章 法輪を転ず

ブッダは何を説いたか?(ブッダの初めての説法(マッジマ・ニカーヤ))

思うに、苦楽の「中道」から始まった。(サンユッタ・ニカーヤ)

中道を教えたエピソ-ドに「弾琴のたとえ」がある。
琴の弦の張り具合を例にして、苦行にも似た修業のやりすぎを戒める話です。


中道に次いで、「四聖諦」を説いた。
この説法は仏教の中で最も重要な説法で、煩悩、渇愛を根底とした苦の人間観と縁起の道理を一体化した根本教理といってよいものである。(サンユッタ・ニカーヤ)
いわゆる「苦、集、滅、道」であります。


上記の四諦八正道を始めての説法とする伝承のほかに、
非我説(無我説)を説いたとする伝承もあります。(サンユッタ・ニカーヤ)

このように、南方仏教では「四つの真理」と「非我説」が説かれたとし、
北方仏教では「中道」「四つの真理」「無常、苦、無我、空、一二因縁」を説いたとします。
伝道の旅 初転法輪(サンユッタ・ニカーヤ)


長い伝道の第一歩が、サヤへの教化「人間の苦しみの原因とその止滅に至る道を説く」(律蔵)

その当時、ブッダは何を説いたのか?

当然「因果の道理」
であり、苦の原因(渇愛)とその克服の方法(渇愛の超克)であった。


ブッダの最も基本的な人間観

「人間は煩悩の火で燃えている」(律蔵大品)