仏教、浄土真宗を学ぶ jho123's blog

なんてことない!見方を変えれば、楽(幸せ)になれる。そういう視点から、ブッダの説く仏教や親鸞の説く浄土真宗を考えで見たいと!

「淡々と生きる」読み終えました。

「正観さんは、神々しいほどでした」

正観さんの最終公演を聴いたあるファンの感想です。
本の帯に書いてあります。

納得です。
この本を読んでその思いを共有できました。



以下読書メモです。
(私が心ひかれた箇所のみ引用させていただきます。)

釈迦が日本で生まれ変わった人⇒聖徳太子(p13)、空海(p161)、坂本竜馬(p163)

私たちはそういう縁をもって今生に生まれてきました。何をしに来たかというと、1200年ぶりに時代の潮流を作る、ある種の流れ、ある種の風潮をつくるためです。ある種の流れ、ある種の風潮とは、「争わないで、戦わないで、目の前の人を一人一人、全部見方につけて生きていく「という」生き方です。(p20)

悩み苦しみというのは、なにかをどうしたいこうしたいと思っているから生じるので、それを「どうでもいい」と思うことができれば悩み苦しみはなくなります。「どうでもいい」と思い定めたら、人生はすごく楽になります。(p49)

一切衆生有仏性(p72-77)

私たちの魂というのは生まれながらにして水晶玉、きれいなクリスタルです。・・・・・ところが、一方に教育というものがある。小・中・高校・大学があって、会社があって、家庭があって、――という具合に社会全体が、競うこと、比べること、争うことを教え込みます。・・・・その勘違いの結果として、クリスタルの玉がすべて泥まみれの塊になっている。(p74)

手塚治虫のお母さん(p81-86)
  ※子育てに役立ちます。

釈迦には後世に何か教えを残したいという気持ちはなかったようでう。・・・・たった一つ例外があった。「般若心経」だけは後世に残したっかた(p123)

「思い」がないというのは、・・・・(p138-143)
  ※肝心かなめの教えでは・・・? 

正岡子規の一言「悟りとは平気で死ぬことでなく、平気で生きることである」(p183)⇒凄い考え方です。

天皇の言葉「今年もし日本に災いが起きるならば、まじ私の体を兜してからにしてください」(p190)⇒凄い考え方です

「自らをよりどころにして、生きていきなさい(自灯明)」・・・「私が今まであなた方に説いた法を闇の中の光として生きなさい(法灯明)」いい言葉です。ありがとございました。(p211-212)