「原始仏教」(仲村元著)読み終えました!
2012年11月21日、「原始仏教」(中村元著)読み終えました。
“仏典のこころについての一貫した知識“を得る機会を得ました!
Ⅰ釈尊の生涯
・思想的混乱に時代に釈迦は生まれ、真の人間の生きる道(ダルマ)を目指した。
・原始仏教聖典の中に、釈尊は人間らしい姿があちこちに出てきます。
・毒矢のたとえ(p061)⇒矢を抜いて治療してやることがなすべきこと。
・釈迦は、「これは苦しみである」「これは苦しみの起こる原因である」「これは苦しみの消滅である」「これは苦しみを消滅に導く道である」ということ断定して説いた。
これが根本の立場である。
・組織の繁栄する理由(p129)
・自己に頼る(p142)
・最後の言葉(p158)⇒釈尊の教えが集約さている。
「さあ、修行者たちよ。おまえたちに告げよう。「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修業を完成しなさい」と。」
・八正道(p174)
Ⅱ人生の指針
(「スッタノパータ」、「ダンマバタ」、「サンユッタ・ニカーヤ」、「シンガーラの教え」からの教え)
・人間のいくべき道、人々はいかに生きるべきかいう目標を明らかにしたのが釈尊。(p190)
・その理を知って、怠ることなく励み、妄執を捨てることが生きる道であり、老いを克服することである。(p209)
・ただ現在のことに専念する。(p215)
・心というものは、
外からの刺激に応じて、あっちへ誘惑され、こっちへ迷い、といった具合のものです。
だから引きずり回されないように心を守る必要があります。
それによってホントの意味の安楽(=幸せ、ニルバーナ)が実現します。(p229)
・ホントのよい言葉とは。(p288)