日本に伝わった仏教は・・・変わった仏教?
「ものごとは心に導かれ、心に仕え、心によって作り出される。もし人が汚れた心で話し、行動するなら、その人には苦しみが付き従う。あたかも車輪が、それをひく牛の足に付き従うように。」
「ものごとは心に導かれ、心に仕え、心によって作り出される。もし人が清らかな心で話し、行動するなら、その人には楽が付き従う。あたかも身体から離れることのない影のように。」
原始仏教「ダンマパダ」から
日本の仏教は、ニカーヤ(原始経典)よりもずっと後にできた別のお経(大乗仏教の様々なお経)を下にしている。
ブッダが開始した頃のおおもとの仏教と、今、我々日本人が「仏教」と呼んでいる宗教には非常に大きな違いがある。
日本が輸入したのは、大乗仏教ですので、大乗仏教一色の国になったようです。
仏陀以来2千5百年という年月の間に、さまざまな変化があったようです。仏陀が説いた原初の教えとは、形の違った教えで、日本の仏教は非常に異なっているようです。
「ブッダ真理のことば」(NHKテレビテキストより)
※それからすると、鎌倉仏教、親鸞の浄土真宗も仏陀が説いた原初の教えとは、形の違った教えで、異なっていることになりますね。