仏教、浄土真宗を学ぶ jho123's blog

なんてことない!見方を変えれば、楽(幸せ)になれる。そういう視点から、ブッダの説く仏教や親鸞の説く浄土真宗を考えで見たいと!

スタートします。 仏教講座

親鸞聖人は、なぜ公然と結婚したのですか?>

親鸞の破天荒な布教行動・・・?)

 

この人間の真実(※①)に驚かれた親鸞聖人は、「どんな人をも必ず絶対の幸福に助ける」と誓われた「阿弥陀仏の本願」によって、二十九歳の御時、その誓いどおりの身に救い摂られました。

〝これこそが万人の救われる道〟と身をもって知り、この真実の教法を何としても明らかにせずにいられなかった親鸞の破天荒な布教行動が、多くの迫害や嘲笑を受けることになった「肉食妻帯」でした。

そのことは、親鸞にとって、「ただ、仏恩の深きことを念じて、人倫の哢言を恥じず」(教行信証)〝謗りたい者は謗ればよい、私は阿弥陀仏の御心(※②)のままに生きよう〟との信念に基ずく布教行動の1つたったのです。

 

※①人間の真実とは、“色と欲から生まれた者に、色と欲から離れ切れというのは無理なこと”のように、人間は色と欲とに染まった存在です。言い換えれば、煩悩そのものの存在なのです。

※②阿弥陀仏のお心とは、阿弥陀仏の本願をいいます。どんな人をも必ず絶対の幸福に助ける」と誓われたのです。