<命とは何か>
命とは・・・?
その定義は「感覚があること」です。
自分だと言っている物体には、感覚があります。物質と生命を「感じるか、否か」で区別します。
感じるならばそれは生命です。
生きることは「感覚があること」、そしてその感覚は「苦」なのです。そしてその「苦」が消える瞬間はありません。ただ変化するだけです。
生きるということは、あらゆることすべてが「苦」「苦は嫌だ」という働きで成り立っています。この「嫌だ」という反応が、「怒り」です。
出典「怒らないこと2」(スマナサーラ著)第2章生命とは何か